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The xx × SECOND ROYAL

music-2010.05.14 Friday-00:45

お久しぶりです。Swing!オーガナイザーの中井です。ずいぶんとBLOGを書いていませんでした。すいません。 今日はDommuneでThe xxのJamieがDJをやっていたので、見た方も結構いらっしゃるのではないでしょうか? そんなThe xxが15日に京都で次回のSwing!#6 Guest ArtistのHotel Mexicoと一緒にLIVEします!(DJset) 以下詳細です。 -------------------------------------------------------------------------------- 2010.05.15(土) Open 22:00 「THE XX × SECOND ROYAL」 会場:京都METRO SPECIAL GUEST DJ:THE XX (from UK) LIVE:HOTEL MEXICO / OUTATBERO DJ:高橋孝博(HALFBY)/森野義貴(HANDSOMEBOY TECHNIQUE)/Anarushin/ 小堺彰夫(COLLETTE)/小野真(TOSS&VOLLEY)/田中亮太 2nd Floor DJ:PN DJs / Virgin DJs and MORE 前売¥2,500(ドリンク代別途)/当日¥3,000(ドリンク代別途) ※4/24より発売開始・チケットぴあ (0570-02-9999/0570-02-9966、Pコード:106-421) ・ローソンチケット (ローソンLoppi、Lコード:52496) お問い合わせ:京都METRO:075-752-4765 行きたいなーーーーー!!!! もうすぐ次回のSwing!#6についてお知らせできると思うのでお楽しみに!! Swing!中井




EMPIRE FESTIVAL ~Pills Empire "Mirrored Flag" Release Tour FINAL~

music-2010.02.10 Wednesday-23:29

 3/13(Sat)にPills Empire主催のちょっと変わったイベントが開催されます。
3会場同時開催、往来自由というもので、Swing!に出演したThe Brixton AcademyやThe Cigavettesだけでなく、今の東京インディーシーンに属するようなバンドがたくさん出ます。
もちろん自分も遊びに行くので、皆さんも遊びに行ってはどうでしょう。

-LIVE-
PILLS EMPIRE
QUATTRO
The John’s Guerrilla
Psysalia Psysalis Psyche
BlieAN
PLASTICZOOMS
Buffalo’ 3
6eyes
Tidy Boy
Monica Uranglass
OLDE WORLDE
The Brixton Academy
The Cigavettes
White Scooper
Nu Clear Classmate
The Quandata

-DJ-
タイラダイスケ (Freethrow , soultoday)
弦先誠人 (Freethrow , puke!)
神啓文 (Freethrow , Getting Better)
Terry (British Pavilion , テキーラ69)
WSZ80 (reclash , LEF!!!)
ry01 (GOOD ON THE DANCEFLOOR)
Kenta Hirano (LOVE ACTION)
TOMO (STYLE BAND TOKYO)
前田博章 (puke!)

2/13 第二段アーティスト発表





Shinjuku Live Space MARZ
新宿区歌舞伎町2-45-1
第一トキワビルB1F
TEL:03-3202-8248

Shinjuku Live House Motion
新宿区歌舞伎町2-45-2
ジャストビル5F
TEL/03-6825-5858

Shinjuku Live House Marble
〒160-0021
東京都新宿区歌舞伎町2-45-2
新宿ジャストビルB1F
LIVE HOUSE:03-5272-3558








Passion Pit のオープニングアクト!

music-2010.01.22 Friday-10:11

 2/5と2/6にPassion Pit が来日公演をしますが、その6日のアストロホールのほうのライブのOAをなんと前回のSwing!#3に出演したThe Brixton Academyが行うとの事です。

もともとチケットを取っていたので、6日は楽しみにしてます。

http://www.creativeman.co.jp/artist/2010/02passion/

The Brixton Academyの次のアルバム『Vivid』に向けてアー写も変わってるし、今後に期待です。

Swing!中井





12/12 SETLIST 2

music-2009.12.17 Thursday-02:24

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photo by kazumi miyazawa


SETLIST:3:15〜4:15

Deepest America(Samuel Davis Dark Groove Remix) / Sascha Dive
Marrakech - Noir vs Martinez Edit / Hermanez
Black Panther(Samuel Davis Raw Dub) / Sascha Dive
Air Miles / Christian Smith
Just Music / Dan Andrei
Ronson / Reboot
Caedmon Loop / Anthea & Celler
Stoppage Time(Max Graham Sidechain Mix) / Guy Gerber
Downpipe(Club Mix) / Mark Knight & D.ramirez VS UNDERWORLD
Another Gravity / Jebski & Yogurt
Here Comes The Techno / Dusty Kid
Rock To The Beat(Christian Smith & John Selway Remix) / Kevin Saunderson
Sugar / Depayk & Padberg
New Day Dawning / Lexy


タムラです。
Swing!#3にご来場いただいた皆さん、本当にありがとうございました。大盛り上がりのTBAの後ということで随分緊張しましたが、フロアの盛り上がりに後押しされる形で、良い時間を創ることができたんではないかなと思っています。

この世に星の数ほどあるパーティーの中でSwing!がどんな固有性を持ち得るのか。僕はやっぱりコンセプトがその1つであると思っています。パーティーの定義を踏まえ、違いを再定義すること。Just Musicにおいて魅力的なパラレルワールドを形成すること。4DJ&1BAND、このSwing!#3がIndiy Rock、New Wave、Pop、Techno、Erectro、Hip hop、Jazz、Minimal、Deep Houseと様々なジャンルの音楽によって彩られ、結果どの時間も同じように盛り上がったという事実がこのコンセプトを改めて大切にしていきたいと思わせてくれました。

Thanks for all dance hall music lovers.
これからもSwing!をよろしくお願いします。





12/12 SETLIST

music-2009.12.15 Tuesday-15:44

SETLIST:1:15-2:20

Bottle Rocket / The Go! Team
Ame (B) / サカナクション
Nuclear War (Sun Ra Cover Ver.2) / Yo La Tengo
Tea Leaf Dancers / Flying Lotus
In Your Voice (Atjazz Remix) / Dj Yellow & Astrid Suryanto
No Turning Back / Gui Boratto
新世紀のラブソング / Asian Kung-Fu Generation
The Reeling / Passion Pit
Falling Up / Theo Parrish
Feelings Gone (feat. Sam Sparro Remix) / Basement Jaxx
One Day (Surkin Remix) / The Juan Maclean
Home Alone / Bobmo
Brooklyn Club Jam / Runaway
JTK / Jazztronik
Kelly / Van She
虹 (Short Ver. vs FRF 06' Live Mix) / 電気グルーヴ
Let's Go / The Shoes
Miracles Keep On Playin' (Red Alert Remix) / Basement Jaxx 
Luckier (Hey Today! Remix) / Shazam
We Are The People (Shazam Remix) / Empire Of The Sun
Something About Us (EASTAR Remix) / Daft Punk
Upside Down / 電気グルーヴ
Flashback Disco / 電気グルーヴ

ニエダです。
図らずとも(謀った?笑)電気祭りとなりました今回。
選曲過程で彼らの曲を聴き直しながら、何度唸ったかわかりません。

当日はトラブルもありました…が、プレイ自体は非常に楽しく、やりたいように回させてもらいました。フロアの皆さんとスタッフと、それからセッティングのアドバイスくれたりしたきどくんには特に感謝です。やっとableton使って回すことの醍醐味がわかってきた気がしています。個人的には虹を二枚がけしながら裏でのシューズ〜ジャクソンシスターズ、という何枚回しだよ!ってあたりが上手くハマった感じがしたのは次回以降に向けての収穫です。何より自分がアガりました。逆にLooperを使わずにただのループ機能で片付けてしまったのは勿体ないなと反省。他にも反省点は沢山あります…が!ustに録画映像が上がるはずなので、みかんでも食いながらそれを見て一人反省会しようと思います。

結局のところ自分は顔の見えるパーティーで、各々の顔が驚いたり、喜んだりする顔が見たくて回してるんだなーという至極当たり前のことを思った今回でした。だから思念のない音楽は要らない。もっとお客さんに肩の力抜いて各々好き放題踊ってもらえるパフォーマンスと環境を整える。これに尽きます。

来てくれた皆さん、どうもありがとうございました!!次回以降も成長を遂げ変わりゆくswingに乞うご期待!




DJ SETLIST

music-2009.03.03 Tuesday-01:21

田村です。以下セットリストとなります。

You are the generation that bought more shoes and you get what you deserve (Crews against the consmismo) / Johnny boy

Disco 2000 / Pulp

Dream Fighter / Perfume

閃光少女 / 東京事変

LIFE / キマグレン

BANKROBBER / THE BEACHES

ギルティーは罪な奴 /

Chelsea Dagger / The Fratellis

Can’t Stop Moving (Mirwais Remix) / Sonny J

Itch U Can’t Skratch (Cubismo Graphico Garage Band Remix) / Junior Senior 

Office Boy (Architecture in Helsinki Remix) / Bonde Do Role

マストピープル / the ARROWS

Travelling / Sugiurumn feat Joel Edwards

Brooklyn Club Jam / Runaway

Couleurs / M83

White Knight Two / Surkin

Two Months Off / Underworld

Paris / Friendly Fires

Pogo / Digitalism

ワンダーフォーゲル / くるり

テレフォン・ラブ / 曽我部恵一BAND

ロックンロールファンファーレ / the ARROWS

Pull shapes / The Pipettes

Not Anymore / The KBC

STARS / 曽我部恵一BAND

課題だらけのパフォーマンスとなりました、反省点を次回以降に繋げていきたいと思います。
ご来場いただいた皆さん、本当にありがとうございました。





サンプラーCD曲紹介#4

music-2009.02.25 Wednesday-16:26

 ?5 Rebecca's / The View

 

抗えない。

 

ビューの音楽を評するのに一番適切な表現だと思う。彼らの音楽は決して新しくも、過去のアーカイブスを紐解き、上手にモダナイズしたものでもない。06年にスコットランドからデビューしたときまだ10代だった彼らは今年2ndアルバムを上辞したが、その音楽性は(思った通り)本質的に大きく変わることはなかった。

確かに彼らの周囲を巡る状況は変わりつつあるようだ。かつてリバティーンズフォロワーたちの多くがスミスから連なるメランコリーなバンドアンサンブルを無視してパワーコード主義化した結果失敗したが、吟遊詩人然したフロントマンを抱えたビューだけは違ったこともあり、プレスに諸手を上げて歓迎されたデビュー時。それが今では掌を返したようなセールスの落ち込みをイギリスでは経験しているし、日本では逆に有線(特にコンビニでの”5 Rebecca’s”のプッシュ具合は異常!)から街頭ビジョンまで使って大々的にメディア露出を図っていたりとその変化は顕著だ。しかしながら彼らの音楽自体は時流に左右されることがない。いつだってリリースされた時に抜群の鮮度を持って私たちに提供されるものだ。だから、抗えない。今回収録した5 Rebecca'sはその抗えない青さをたたえた魅力を、ちょっとだけ進歩したバンドアレンジと適切なサウンドプロダクションで補強してくれた名トラックだ。                                                                                                                                                                                                                                                               

 

?Disco 2000 / Pulp


発端はSwingスタッフ含めたクルーで行った、下北沢Queでのパーティー。そこで(いい意味で)相変わらず暑苦しいライブを繰り広げていたアロウズは、まるで自分たちのオリジナル曲であるかのようにこの曲を演奏し始めた。あまりに彼ら自身の曲との違和感が無かった(歌詞も日本語にしてた気がする)ので、後からパルプのオリジナルバージョンを聞いて確認した程堂に行っていた。

 

そんなわけでこのサンプラーにはアロウズバージョンを収録したかったのだけれど、どうにも見つけることが出来なかったのでパルプによるオリジナルを採用。徒花の如く散ったブリットポップの代表として扱われるパルプだが、ジャービス・コッカーのユーモアは、彼らが "Let's all meet up in the year 2000. Won't it be strange when we're all fully grown? Be there two o'clock by the fountain down the road." 2000年に会おうよ 僕らはすっかり大人になってるんだから、おかしくないだろう? 2時に、道の下の噴水のそばで。」というラインで近未来的に描いた2000年からもうすぐ10年が過ぎ去ろうとしている今でも有効だ。

 

?転がる岩、君に朝が降る / ASIAN KUNG-FU GENERATION


この曲が本当に素晴らしい所以をいくつか挙げよう。

 

  • ミドルテンポで変拍子なしの8ビートであり、ヴァース&コーラスのみのシンプルな構成

⇔このバンドのこれまでの出自とキャリアを考えると、これは間違いなく一大決心の末の決断だろう

  • ヴァース部分での、リズムギターのざっくりした大きなストロークから繰り出される、「ノエル・ギャラガースタイルを崩した」ローコードバッキング

⇔パワーコードフリークだった彼らにとってはこの削ぎ落としも勇気のいる行為だったはず

  • リードギターの単音ディレイワークを敢えてハコモノでレコーディング

⇔レスポールフリークだった彼らにとってはこの〜(以下略)

 

とまあテクニカルな面においてもリリックに関しても、転換点としてのこの曲の素晴らしさはいくらでも証明できると思う。しかしながら自分たちが今回サンプラーの最後に据えたのはこの点に集約されているような気がする。この曲調、このリリックにして、「転がる岩、君に朝が降る」の正式な英語タイトルは、”Rock 'n' Roll”なのだ。クラブ・スヌーザーがDJセットに入れ込めないと言うなら、自分たちでやればいい。この曲をサンプラーの最後に据えたのは、そんな私たちなりの決意表明とも言えるかもしれない。

 





サンプラーCD曲紹介#3

music-2009.02.20 Friday-20:06

?That's Not My Name / The Ting Tings


08
年上半期、このCMでオンエアされたシングル”Shut Up and Let Me Go”で火がついたマンチェスター出身の男女2人組。それがティンティンズ。そのホワイトストライプスの男女を入れ替えたような編成に物珍しさを感じたり、エレポップというよりもはや1発ネタで作ったとしか思えないシンプルなトラック(しかしながらシングル・アルバム共に初登場全英1位!)の数々に驚きを持って接した方も多いのかも。これほどエッジの立ってない(DIY精神溢れるステージ衣裳も、うーん笑)イギリス人女性アーティストは珍しい、と自分を唸らせるフロントマンは元デパガ。なるほど納得。そんなわけでさして期待せずに観たサマソニ’08でのステージがとってもよかったのが、今回彼らのトラックを収録した直接の理由。ループステーションを駆使して自分の声をサンプリング→重ね合わせて「みんなのうた」を魅せるパフォーマンス。ミニマルとは違うやり方での要素の削ぎ落としの結果、観衆の視線があのぼやけたファッションに集中するって構図もなんだかとても楽しかった。これがマンチェ出身ってのがまたおもしろい。ボーカルのケイティとダフィちゃんはその出自のみならずリンクするポイントが多々あって、ああイギリスも変革期なんだなーなんて海の向こうの変化を肌で感じられるのもポップ・ミュージックのいいところ。

 

?Skeleton Boy /Friedly Fires

 


『かつてスーパーカーが砂原良徳の力を借りてユメギワという傑作を生み出した時のような、理解と確かな技術を併せ持ったエンジニアとの幸せな出会いが起こることを祈る。決して一発屋で終わるバンドではないことは
M1"Jump In The Pool", M7"Lovesick", M8"Skeleton Boy"を聴けば一目瞭然なのだから。2000年代のビースティー・ボーイズになってください。』(「OMA2008 もしもジョブズがコールドプレイではなく彼を選んでいたとしたら— 7. Friendly Fires / Friendly Fires」より)

先日、08年の音楽シーンを振り返る上でこんなテキストを書いた。それから1ヶ月も経たないうちにアップされたPVが上の映像。今作は3月にリリース予定のアナログ盤と配信に限定されたシングルで、0405年に英米で起こったポストパンク・リヴァイヴァルの中心を担ったプロデューサー、ポール・エプワースとの再レコーディング(アレンジも大幅に改訂)の成果、とのこと。起こってるじゃん、幸せな出会い!3分ちょい前のブレイクからの流れが本当に素晴らしい!間違いなく低予算ながらセンスとアイデアで勝負してるPVも素晴らしい!!というわけで個人的には09年リリースものの中でも1、2を争うお気に入りトラック。シングル盤のリリース前ということでサンプラーに収録されているのはアルバムバージョンなのが残念だが、格段に深化したこのシングル盤を映像付きで楽しみながらイベント当日までお待ちを。

 

?Enfants / Ricardo Villalobos



去年
10周年を迎えたWIREで、田中フミヤが最後にこのトラックでリカルド本人にバトンタッチしたことが象徴するように、08年、”Enfants”はミニマルから投下された最終兵器だった。YouTubeで検索すれば60以上の別バージョンを楽しむことができる(よくもまあこんなにリミキサーがいるもんだ)ことがその事実を証明していると言えるだろう。

07年、フレンチ・エレクトロと呼ばれる音楽の認知度向上に一役も二役も買った”D.A.N.C.E.”(Justice)同様、少年合唱団を上モノに使ってはいるが、一聴してわかるようにそれぞれに期待されている機能は全く異なっている。”Enfants”はサンプリングされた子供たちによる抑揚の小さなメロディがひたすらループを繰り返し、ピアノのループと相まって呪術的な印象の形成に寄与している。リカルドは昨年生まれた子供の誕生を祝ってこのトラックを作ったと言われている。大ネタ度の高さ故に投入のしどころが難しいが、いずれにせよ間違いないのは来場者の酔い回りの最高潮を見計らってかけることだろう笑

 

?Human / The Killers

 

フランツ同様80sリヴァイヴァルの旗手と目されバカ売れしたはずのデビューアルバム、スタジアム・バンド化をあからさまに狙った2ndアルバムでの大コケを経ること2年。出来ること/やらねばならないことの整理を付けた結果の一大傑作 "Human" を引っ提げて08年の終わりに帰還。キラーズ。その音楽性が恐らく今回のサンプラー収録曲の中でも群を抜いてコンサバであろうが、強い寓話性と作者の問題意識「Humanか、それともDancerか」を感じるザ・エンターテイメントを展開。それがキラーズ。実は前フリからギターの単音ディレイループと回転系のエフェクトがかったシンセで引っ張り、イントロに突入するブレイク(1:04)が一番の盛り上がりポイントなのはご愛嬌。

余談だがこのトラックが今回Swingスタッフの中で最も支持を集めている「みんなのうた」でもあるように自分は感じている。

 
? MOVECut Copy Remix/ CSS

 

  2008年は本当に多くの素晴らしい新譜がリリースされた年だった。そしてその中でもひと際輝きを放っていたのがCSSの傑作2ndアルバム「DONKEY」!『ブラジル出身のヘタウマオルタナティブバンド』なんて評価を一蹴する、素晴らしいサウンドクオリティとプロダクションを兼ね備えたこのアルバムにおける、その進化の象徴こそがこの「MOVE」である。
 今回サンプルに収録したのは同楽曲のCut Copyというオーストラリアのバンドによるリミックス版。彼らの楽曲の最大の特徴がメランコリックなメロディとハウスミュージックに通じるスムーズなエレクトロビートの交差にあるのだが、このリミックス版においてもその魅力が存分に発揮されていると言えるだろう。
 何より2008年の晩夏にブラジルのバンドによってリリースされた楽曲が、その年の終わりにはオーストラリアのバンドによってリミックスされリリースされたという事実自体が、現在の地理的制約を超えた音楽文化の相対的な交流の現状を、端的に現わしている。





サンプラーCD曲紹介 ♯2

music-2009.02.09 Monday-22:50

? POLICE&GIRLS&BOYS / THE BEACHES

 

 この曲の凄まじさを語るには、近年の音楽を巡る世界の状況から語る必要がある。現在私達はMy Spaceに代表されるインターネットサイトの普及によって世界中の音楽に簡単にアクセスが可能になった。そして地理的な制約から解放された世界中のアーティスト達は瞬時にして互いに影響を与え合い、それぞれが新たな音楽の可能性を示し始めた。

 THE BEACHESによって2008年に発表されたこの曲は、これまでレゲエサウンドをロックもしくはパンクのフォーマットへと昇華させた音楽を基調としてきた彼らが、新たにアンゴラの音楽「クドゥル」の要素を取り入れた一大実験作である。考えてみてほしい、現在の日本のどこに彼らのように時代に自覚的であり、また常に新しい可能性を模索し続けているアーティストがいるだろうか。答えは聞くまでもない。

 

 

?Office Boy / Bonde Do Role

 

 まずはDiploというプロデューサーについて語ることから始めたい。バイレファンキやボルティモア・ブレイクスといった今や世界を席巻している音楽ジャンルは、彼によってメインストリームへと押し上げられた。そしてこのBonde Do RoleはDiploがMy Space上で発見し、プロデュースまで手掛けたブラジルのアーティストである。

 「papapapapa papapapapa papapapapa pa Hey!」このコーラスの素晴らしさが伝わっているだろうか?言葉にならない、つまりこの曲は言語による制約さえ越えて世界へ向けて発信される新しい「みんなのうた」であるということ。節操のなさはご愛敬、さぁ、最高に楽しい世界征服の始まりだ。





サンプラーCD曲紹介♯1

music-2009.02.09 Monday-22:47

DJの二人が当日かけるであろう、サンプラーCDの曲紹介をしてくれました☆

今日はCDの1〜4曲目までを紹介します!

? If You Want it First  Time/ ホテルニュートーキョー

City Country City という店がある。下北沢の駅からほんの少し下ったところ、古いビルの4階に。そこは曽我部恵一 BAND のギタリストが腕を振るう下北で一番のパスタ屋であり、曽我部本人が放出することもある掘り出し物必至のレコ屋でもあり、夜は音楽を楽しみながらお酒も飲める(よくパーティーも開催されている)というある種の桃源郷。自分が今谷忠弘のソロユニット、ホテルニュートーキョーに初めて出会ったのもまさしくここだった。

店の中で流れていた「ガウディの憂鬱」の各曲はどれもとてもメロウで、そこがフロアだろうが寝室だろうが違和感無く、素敵に(心)踊らせてくれる音楽だった。外の風景と心象風景を同時に投影してくれる希有な楽曲群、と言い換えてもいいかもしれない。具体的にはメロディとリズムとハーモニーの3要素のうちどれかが勝ちすぎることなくバランスよく構築され、絡み合っていることが他のアシッドジャズとは異なる匂いを醸し出すことに成功している要因だと思う。

さて、今回入っている「 if you want it first time 」は昨年末リリースされ話題を呼んだローズレコードのコンピレーションアルバム、「 Perfect! 」に収録されている1曲。エレピを中心としたキラキラしたウワモノに数多くの楽器が編み込まれて行くアンサンブルがとても印象的。以前のパーティーでも彼らの名曲「ローラースケート☆ドリーム 2 」を回した人間としては彼らの新譜を入れない訳にはいかない。そんな思いから1曲目に推しました。ちなみにホテルニュートーキョーはこの春、久々のアルバムをリリースする予定。タイトルは「 2009 spring/summer 」。きっとまた CCC でかかって、思わず手に取って…。


? Inni Mer Syngur Vitleysingur/Sigur Ros

1994 年のデビュー以来一貫して「 Heima 」(地元の言語で「故郷」の意)アイスランドに拠点を置き、謎めいたイメージをキープしながら世界に独自の音楽性を発信し続けてきたシガーロス。個人的には、めったに来日しないことで知られる彼らが行った 2005 年フジロックでの伝説的ライブを、ニューオーダー見たさに見逃したのは未だに人生最大の後悔。しかしながら昨年リリースされた最新作「 Með Suð Í Eyrum Við Spilum Endalaust 」はそんな彼らにとって大きな転換点となる作品となった。自前のスタジオどころかアイスランドすら飛び出し、ニューヨーク、ロンドン、キューバなどでレコーディング。結果としてアッパーなアシッドフォークやラテン、アフロビートの導入等も見られる生音重視のサウンドプロダクションとなった。これまで彼らの世界ではなくてはならなかった深い霧のように立ちこめていたリヴァーブは姿を見せることなく、ひたすら生音にフォーカスを当てながらラス曲に着床する。間違いなく08年を代表する一大傑作だったと言っていいと思う(日本盤収録のバンド史上初のボートラ「 Heima 」も今後の彼らのキャリアを占う名曲)。

さて今回サンプラーに入っている「 Inní Mér Syngur Vitleysingur 」はシングルカットの事実からもわかる通り、そんな今作の彼らのモードを最もよく伝えている。ハンドクラップとティンパニ、ビブラフォンで構築される DIY な4ビートの上でストリングスが華麗に踊り、ホーン隊が咆哮する。ヨンシーのボーカルは呪術的かつ非常に伸びやかで、陽性な風通しの良さを感じさせる。驚く程ひたすらにアップリフティングなトラック。踊れる音楽に定型なんて存在しない。今の彼らはその事実を余すところなく教えてくれている。





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